『僕らの人生を変えた世界一周』を読んで、今後やりたいことを実現するための行動について考えてみた。
どうも、nimoです。
あなたは、やりたいけど、まだ出来てないことってありますか?
僕は旅が好きなのですが、やりたいことの1つに世界一周があります。
今日はその世界一周に関する本『僕らの人生を変えた世界一周』(TABIPPO編、いろは出版)を読んだので、紹介したいと思います。
そして、そのやりたいことを実現するためには、具体的にどう行動していけばいいかについても少し考えてみたいと思います。
(やりたい~だけ言ってても、何も変わりませんしね。)
旅が好きだ、世界一周をしたいという人は勿論、やりたいことがあるけど今一歩踏み出せない人にも読んで貰えたら嬉しいです。
この本を手に取るきっかけ
さて、本の紹介をする前に、その本を手に取るきっかけとなった話を少ししたいと思います(少し後の話にも関係するかもしれないし、全く関係ないかもしれない(笑))。
TABIPPOという会社について
まず、この本を編集したTABIPPOという会社について少し紹介したいと思います。
「旅で世界をもっと素敵に」を理念に掲げ、旅に関する様々な事業を展開している、まだ設立して3年目の企業です。
その創設メンバーは、全員世界一周経験者。旅先で出会ったメンバーで、会社を起業をしたそうです。
(こっそりとですが、応援してる会社の1つです^^)
僕は、このTABIPPOが主催するイベントに、過去幾つか参加させてもらいました。
旅祭とBackpackFESTAです。
旅祭というイベントについて
旅祭がそのTABIPPOを知ったきっかけ。
たまたまネットでイベントのことを知り、面白そうなので参加を決めました。
(こういう興味あることには、即決できる行動力がある(笑)
旅祭は、簡単にいうと旅の野外フェスって感じですかね。旅に関する色んなブースがあったり、旅に関するトークイベント、音楽のライブやヨガなどの体験があったりと盛りだくさん。
(今年も参加する予定です。行きたい方、一緒に行きましょう!(笑)
イベントとは別に、大阪から会場の東京までヒッチハイクで旅祭に行こうという企画もネットで見つけ、ヒッチハイクもやってみたかったので、思い切ってそれにも参加。
行きはその企画で初対面の女の子と一緒にヒッチハイク、そして帰りはそれで度胸がついて1人でヒッチハイクしました。
(今では僕の鉄板ネタになったヒッチハイクも、そこで初めて経験しました(笑)
ヒッチハイク、そのうちまたして、ブログ書こう^^ )
その旅祭で、世界一周経験者は首からプラカードをぶら下げていたのですが、会場にうじゃうじゃいて、「え?こんなおるの」と少し衝撃を受けた記憶があります^^;
あと、船で世界一周ができたり、世界一周航空券なるものの存在も初めて知りました。
世界一周って案外できるんじゃない?となりましたね~。
そして、そこで知り合った子から、BackpackFESTAに来ない?とお誘いを受けて、それにも参加することに。
BackPackFESTAでこの本と出会う
何か、TABIPPOのイベントの紹介ばっかになってるな(笑)
まぁ、イベントの詳細が知りたい方はリンク先見てください。
世界一周コンテストとかいろいろありましたね^^
このイベントでも、より世界に旅に出たくなりました!
そこで、友人(TABIPPOの学生メンバー)からの紹介特典として、今日紹介する『僕らの人生を変えた世界一周』という本をもらったんですね~。
そして、しばらく積読^^;
ふと何かまた旅がしたくなって、本棚に置いてあるこの本を手に取りました。
こうやって、色々な出来事が重なって、思わぬ人や本との出会いがあったりしますよね♪
ということで、前置き長くなりましたが、本の内容についてお話したいと思います。
『僕らの人生を変えた世界一周』の内容
タイトルから大体想像つくと思いますが、世界一周した人たち50人によって書かれた本です。
中心となる内容は、15人の世界一周で人生が変わったエピソード
ひきこもりや、夫婦や、宇宙を目指したエンジニアや、30歳を超えて世界一周の旅に行く決意をした人、ほんの2週間の海外旅行がきっかけで旅に出ることを決めた人などなど、ほんと色々な人たち出てきます。そういう15人の人たちの、世界一周で人生が変わったエピソードが綴られているのが本書の中心の内容です。
それぞれに全く違ったストーリーがあり、まるで一冊の本の物語を読んでいるような感覚になり、何度も泣ける場面がありました。
(こういう本を読んで泣くのは、割と珍しい気がする^^;)
それぞれ、良い人の出会いもあれば、事件に遭遇して落ち込んだり、日本に帰りたくなったり、色々な考えに触れ葛藤したり……。それでも、様々な人に助けられ、支えられ、人生を変える出会いがあったり、心に刻み込まれる美しい光景に巡り会えたり、そして日本に帰って色々と行動をおこしたりと、旅ってほんとうに人を変えるんだな~ということを実感させてくれました。
(自分が語っても薄っぺらくなるだけな気もするので、是非読んでみてください^^
その他のコンテンツ
その他のコンテンツとしては、以下のようなものがあります。
世界一周に特化した内容ですね~。
・旅人が世界で出会った一場面の写真
・世界一周でのみやげ話
(例えば、ガンジス川に入ってるインド人も、実は毎日下痢だったとか(笑))
・本を作った世界一周者の紹介
(世界一周して手に入れたもの、捨てたもの、世界一周に出た理由やテーマも併記)
・世界一周者アンケート
(準備期間、予算、旅の後のプランがあったかなどについてアンケート)
・世界一周に行く前にやりたい100のリスト
(具体的な準備から、心構えまで色々書いてあります)
刺さった言葉や文章
せっかくなので、印象に残った内容や言葉を幾つか紹介したいと思います。
若いみなさんの中には、
(世界一周してどうなるんだ?その後の人生大丈夫なのか?)
そう思う人もいるだろう。
そんな人にこそ、私は声を大にして言いたい。
「人生なんて、いくらでもやり直すことができる」
新しい夢に挑戦することにタイムリミットなんてない。
(中略)
ただし。
世界一周はあくまで、目的でもゴールでもなく、手段であり、きっかけであると私は思う。
夢が変われば、人生は変わる。
その変わるきっかけを与えてくれるのが旅である。
『僕らの人生を変えた世界一周』(P317~318)より引用
僕も人生やり直し真っ只中ですが、人生はいくらでもやり直せるという言葉には勇気をもらえました。
そして、世界一周は、あくまで目的を達成するための手段の1つに過ぎないんだという言葉も強く心に刻まれました。
続いては、夫婦での世界一周の途中、イランでの移動中のバスで声をかけられ、仲良くなった人の家族の家に泊まりに行ったときの話。
「あなたたちは私たちの息子よ。たくさん食べなさい」
お母さんは主人にごはんを大盛りによそってくれました。
そして、私たち夫婦に向かって言ってくれました。
「日本に帰ったら仕事をして、子どもをもうけて、0からスタートすればいい。大丈夫」
「私たち夫婦だって、家もお金も何もないところから0からスタートしたの。今は仕事もあるし、かわいい娘が2人もいる。だから、あなたたちも大丈夫」
私たち夫婦のことも家族の一員として受け入れ、家族の大事な時間に招き入れ、世界一周後の私たちの暮らしを勇気づけてくれたのです。
『僕らの人生を変えた世界一周』(P273~274)より引用
旅の夫婦を家族のように受け入れてくれるイランの人たち。
「イラン=戦争やテロで危ない?」なんていう偏見が、いかに狭い視野でのものごとのとらえ方なのかを教えてくれました。
(そして、ちょっとイランにも行ってみたくなった^^
最後は、自分が死んだ眼をして働くサラリーマンだったことから、「世界中の働く人は、どんな眼をしているのか?」と疑問をもって旅をしていた人の話。
結論から言うと、死んだ眼をした人はどこの国にもいた。
朝はみんな、日本と同じで大半の人は静かに下を向いている。
そして、一つ気づいたことがあった。
(汗水垂らして働く人たちがいなくなっては、私たちの旅は、決して成立しない。この人たちがいるから、私たちは「旅」ができるのだ)
それは、私たち日本のサラリーマンにも言えることだ。
経営者が何万人いようと、私たちがいるから、現場がいるから世界は動いているのだ。
(死んでいる眼を見てはいけない。意思のある眼を見よ!)
『僕らの人生を変えた世界一周』(P237~239)より一部抜粋
実際に働いてから旅に出てみると、また違った見方ができるんだな~というところが面白かったです。旅をして気付きを得て、それをきっかけに色々経験して、また旅をして違う発見をするというループって楽しそう^^
本を読んで思ったこと、行動できそうなことなど
本って読んで終わりじゃ意味ないと思うんですよね。実際、何かしらの行動につなげないと……。ということで、少しその辺について考えてみたいと思います。
実現の仕方は人それぞれ
同じ世界一周といっても、ほんとにきっかけや規模など様々で、やり方なんて幾らでもあるんだな~と。色々な過去の人のを参考にしつつも、自分なりのやり方というのを見出していくことが大切だな~と思いました。
結局はやるかやらないか
一番思ったのは、結局はやるかやらないかだけだということ。
勿論、状況によってはどうしてもやれないこともある場合もあるけど、世界一周の場合は健康な日本人ならやろうと思えば割と誰でもできるとこの本を読んで思いました。
始めの方でも書きましたが、意外と世界一周してる人っているんだということ、そのための環境も徐々に充実してきているということも知ったので、あとは行動に踏み切れるかってことだと思います。
(実際やるとなると、乗り越えないといけないハードルは色々あるんでしょうけどね(笑))
どう行動していくか?
とはいっても、ただやりますじゃダメだと思うんですよね~。
どうせやるなら、他にも付随して、色々なことにチャレンジしたい。
・旅の経験をブログや講演でシェアして、他の人にも何かを変えるきっかけにしたり
・クラウドファンディングとかも絡めて、他の人も巻き込んで面白いことしたり
・ネットでつながった海外住みの人たちに会いにいったり
他にも色々あると思います。
そういうのを具体的に考えていくのは、1つやっていきたいことですね。
でも、もっとスモールステップというか、身近なところから始められる気もしますね。
・まずは近場の海外にさくっとバックパックで一人旅してみる
・世界一周するための体力づくり
・経験者に話を聞く
年内には最低1つは達成したい……というか、達成します!(宣言)
海外には何度か行ったことあるんですが、まだ1人では行ったことないんですよね~。
航空券安いのないかチェックしとこ(笑)
何のための世界一周?
本の内容を引用した部分で、「世界一周は手段であり、きっかけである」という内容を紹介しました。
それを見て、「僕は何のために世界一周したいんだろう?」とふと思ったので、答えは出なさそうですが、少しだけ最後に考えてみます。
「色々な考え方に触れ、人としての幅を広げたい」最近よくそういうことを考えます。まだまだ自分の知っている世界は狭い。その狭い料簡を広げ、それをもとに何かしら世の中や他の人の役に立てればいいな~なんて漠然と考えたりしています。
世界一周は、それを達成する手段の1つではないかと思ったりします。
そして、何より自分は今までやったことないことをやったり、見たことないものを見たりするのが好きだったりします。旅は未知との遭遇の連続。世界一周では、日々新しいことにチャレンジできるんではないでしょうか?
まぁ、まだこの程度の浅い考えしか持ち合わせていません(笑)
その辺も、今後深堀していきたいところですね。
最後に
ということで、今日は『僕らの人生を変えた世界一周』という世界一周の本の紹介と、それをもとに自分が考えたことをつらつらと綴ってみました。
やりたい!と思っていることをやらないと人生損だと思うんで、実現に向けて少しずつ行動していきます^^
読んでいただき、ありがとうございました。
おまけコーナー
最近気になった記事・ツイート
発信すると叶うスピードが何倍にもなる。「ああ、アイツは今あれをやろうとしてるんだな」っていう認識がまわりに生まれるだけでいいのだ。
— しみ (@shimi_yurutabi) 2017年7月10日
その人がなにかソレに共通する人と出会ったときに「そういえばアイツあれやりたいって言ってたな。この人と繋いだらおもしろそう」てな感じでチャンスがくる
今日の内容にも関係しそうなツイート。
発信することで、世界一周というやりたいことが叶いやすくなるかもしれません。
過去に撮影した1枚
旅行の話題だったので、ベトナムに行ったときの1枚。
カルチャーショックだったのは、大量のバイクの間を縫うように道路を渡るのが、ベトナムスタイルだったこと(笑)
初めは怖過ぎて、なかなか渡れなかったな~^^;
編集後記
本の内容紹介をがっつり書いたのは、多分今回が初めて。
まだまだ伝えたいことが伝えきれてなかったり、色々と課題はありますが、少しずつレベルアップしていきたいところですね。
今後もどんどん本の紹介や書評書いていきたい♪
あと、やりたいこと書いてると単純に楽しいですね^^
旅してぇ~(笑)
ではでは~。