病室写真家の写真展訪問記
どうも、nimoです。
今日はとある写真展に行ってきました。
きっかけは、よく聴いているラジオ。
たまたま、こういう写真展がやっるよ~と流れていて、
写真を趣味にしているし、病気での悩みの解決のヒント何か得られればってことで、
「行ってみよう!」となりました。
行ってきたのがこちらの写真展。
病室写真家 TAKA 展
多発性骨髄腫(血液のガン)
~傾斜45度高さ1mからの世界~
「病室写真家ってなんだ?」って話から始めないとですかね~^^;
病院写真家とは
このTAKAさん、昨年に血液のがん「多発性骨髄腫」を患い、入院。
最初は絶対安静でベッドから動けない状態だったそう。
(そんな状態から、リハビリなどに励み退院。
退院した現在も、自宅療養で抗がん剤治療をしているそう。)
その入院して少し経ったある日の早朝、目覚めると窓越しに見た朝焼けに感動し、病室に持ちこんだカメラでシャッターを夢中で切ったTAKAさん。
写真展にいらしていたTAKAさんは、そのときの様子をこう語っていました。
「朝の空は刻一刻と色を変え様々な表情を見せてくれるんです。自然ってなんて美しいんだ!となったんですね。それから朝早起きして朝焼けを撮影したり、夕焼けや夜景も撮影しました。ある程度動けるようになってからは、病院内の写真も色々と撮るようになりました。」
お話を伺ったTAKAさん
(元気そうですが、首にはコルセット。骨もまだボロボロだそうです。全くそうは見えなかった^^;)
病院の朝は早かったりするので、環境や生活リズムも変わったりして、
普段は意識していなかった「あたりまえ」のことに目を向けるようになったんだと思います。
そういう経緯で、病院写真家と名乗ることを決めたそう。
写真展の様子
写真も素敵なものばかりでした。
以下の6枚は、右から辿ると病院の1日の様子になっているそう。
知り合いの看護師さんの働く姿が少し想像できました(笑)
上の真ん中の写真は、リハビリ室での様子。
下の真ん中の写真は、同じ部屋の人のオムツを変えているのが窓に写った様子。
この写真は、渾身の1枚っておっしゃってましたね。
絶対安静って看護師さんに言われてたのに、こっそり動いたそう。
「見つかったら怒られる」って(笑)
まさに渾身の1枚(笑)
サブタイトルの
~傾斜45度高さ1mからの世界~
とは、
傾斜45度:病室のベッドからの視点
高さ1m:車いすからからの視点(動けるようになってからもしばらくは車いす生活)
ということだそうです。
写真展の演出として、病室のベッド、車いすの展示もしていました。
(上の写真みたいな感じで。)
せっかくなので、車いすに座って1mからの世界を1枚撮影^^
TAKAさん、ちょっとはみでちゃったけど^^;
この視線で固定なので、撮れる写真も普段とは色々変わってきそうでした。
病気との付き合い方
病院写真家になった経緯の他にも、病気との付き合い方についても聞きました。
「勿論、辛いこと、痛いこともいっぱいある。けど、それで落ち込んでたって仕方ない。病気とうまくつき合いつつ、色々と楽しめることを見つける。」
そう話す様子はほんと楽しそうでした。
そして、次々に来るお知り合いの方々。
「そういう人たちの励ましも、大きな力になった」とおっしゃっていました。
「ときには、病室でモデル撮影を始めたりなんてしてました(笑)」なんてのを聴くと、
たとえ病気であったとしても、その気になってやろうと思えば、何でもできるのだな~と感じました。
写真展にも、病院でのお見舞いの写真も貼っていましたが、
どれもほんとに楽しそうでした^^
最後に
写真展のお話は以上になります。
とても有意義な時間を過ごせ、元気をもらえた気がします^^
行って正解でした。
TAKAさんには、今後も元気に頑張って欲しいですね!
自分も負けてやれない^^
いつか個展やってみたいな~(てか、いつかやります!)
TAKAさんのお話は、Yahoo!ニュースでも取り上げられていたそうなので、
よかったら見てみてください(以下のリンクより)。
TAKAさんのブログはこちらから。
(~4/23までやっているそう。場所は通天閣の近くです。)
ではでは~。
(写真展のついでに新しいカレー屋発掘できたのも、今日の収穫(笑))
【虹の仏】お出かけついでに外でランチ🍽 出汁(だし)キーマをチョイス🍛 スパイスが効いてて◎。豆カレーは優しいお味でバランスも良い。副菜付きで野菜たっぷりなのも嬉しい。店員さんに全部混ぜて食べてと言われたので、最初別々に食べ、途中から混ぜたが、これもあり。また来たい😊#ニモ飯 pic.twitter.com/zcUqGUVyNA
— nimo🐟少し下降気味 (@nimo_wiz) 2017年4月21日